うわごと

全ては自分次第!不満は利己的な心から生まれる。 since2003.12.18.

生徒たちよ、Good Job!

 
滝川工業高等学校 土木科の2年生が、第7回高校生ものづくりコンテスト
北海道大会の測量部門で優勝したとのこと。
これは、測量機器で計測する外業と測量結果を計算処理する内業をそれ
ぞれ20分内に行うもので、100点満点中92点という素晴らしい成績だった
ようです。
 
新聞記事には、自分が何か(今回のこと)に打込めたこと、目標を持てた
ことに喜びを感じ、土木作業に面白さを感じることが出来たという生徒の
コメントが紹介されていました。
このような挑戦や業務など何でもそうですが、自分達の行いが大きな成果
として形になるということは、携わった全てのものに喜びと自信、そして、
次ステップへ挑戦する希望を与えます。
生徒たちよ、Good Job! d( ̄ー ̄*)
 
今大会には生徒5名で出場したそうですが、実は、同校土木科の2年生は
この5名だけで、全道の工業高校にある土木科で最も少ないクラス編成と
なっているそうです。
当社にも毎年ジュニアインターンシップで生徒が勉強しに来ていますが
昨年の土木科2年生は全部で7名だったと記憶しています。
生徒数が年々減少しているのでしょうか?
 
技術の継承が危ぶまれるとよく耳にしますが、それはもちろんのこと、
社会資本整備そして地域経済と活気を担っていくはずの人財、地域基幹
産業のひとつである建設業(土木)の次世代を担っていくはずの人財を
育成する学校(科)にこんなにも少人数の生徒しかいないというのは、
なんとも不安で寂しいものです。
 
都心部には例外があるとしても、少子化に伴い何処の自治体も小中高と
関わらず生徒数が減少しています。
学校の統廃合や学区を越えた選択性など、様々な話も耳にします。
 
やむを得ないと言ってしまってよいのか。
全てに関する一極集中傾向(都心だね)は認めざるを得ないものか。
地域の声は届いているのか。(発信されているのかという問題もあるが)
 
開発主義に創られた産業に身を置くものとして、我々は地域に対して
何が出来るのでしょうか。
今更遅いと言われるかもしれませんが、いま一度 原点にたちかえって
考えなければなりません。
そして、私はそれを同じような立場にある仲間で考えてみたい。
 
すっかり話が反れてしまいました。
めでたい話(記事)なのに こんな方向に反れてしまう自分が嫌だ(笑)
 
最後に話を戻して、、
 
生徒たちは、11月に静岡県で開催される全国大会に出場するそうです。
実力が充分に発揮できるよう、万全の体制で頑張って欲しいものです。
ファイト!!