再開いたします!
本日より再開いたします!
数日間のお休みを頂き、気力・ネタともに充実させ、
以前と比べ革新的に内容が濃くなります!
・・・ということは決してございませんが(間違いなく
ございません、はい 笑)、今後ともご愛読の程を
よろしくお願い致します<(_ _)>
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昨日、株式会社北海道建設新聞社さまの主催による
「経審改正セミナー」
〜あなたの会社の評価が変わる〜
に参加してきました。
いわゆる「大手」と呼ばれるゼネコンさまにとっては
然程の影響も無いかもしれませんが(私に大手の世界
は分かりませんが)、我々中小にとっては結果により
一喜一憂する重要な生命線です。
※建設業に従事していないみなさまへ
経審(経営事項審査)とは、簡単に言えば建設業者
の通信簿のことです。
毎年、完工高から経営内容の果てまでを評価されて、
それらが点数として表されます。(=企業評価)
その点数によりランク分けされ、ランクごとに参加
可能な工事規模(入札)の範囲が決まります。
十数年ぶりに経審内容が大幅改正されるということで
会場は満席状態、聞いたところによると参加募集から
4日程度で募集制限いっぱいになったそうです。
詳しい講習内容については書きませんが、経審における
それぞれの指標の比率が変わります。
X1(完成工事高)0.35 → 0.25 ※
X2(企業規模)0.1 → 0.15
Y(経営状況)0.2 → 0.2
Z(技術力)0.2 → 0.25 ※
W(社会性など)0.15 → 0.15
元請完工高や利益額、営業キャッシュフローの重視、
固定資産についてなど内容に関しても色々と変わる
ようです。
(以前の改正では、固定資産が「大=悪」「小=良」と
判断されるようになり、どの企業も資産圧縮に励んだと
思うのですが、今回から「大=良」と判断されるようだ)
X1の比率が下がり、完工高重視から利益重視とは言う
ものの、なにかと大きい(完工高の多い)企業の方が
優位に働く(Zも)という感じは否めない。
それぞれの評点テーブルについて12月中旬に明らかに
なるそうだが、適用されるのが平成20年4月1日以降の
決算からということで、実質2〜3ヶ月の猶予しかない。
手段が目的となっている実情、つまり経審で高得点を
取得することが目的となっている実情の中で(是非は
ともかく)、これでは経営方針を立て舵をきることすら
できない。
う〜ん、
「大きい=良い企業」という世の中なのか?
地方の経済は中小零細企業が担っているんだよぉ〜
なのである・・・