うわごと

全ては自分次第!不満は利己的な心から生まれる。 since2003.12.18.

智に働けば角が立つ。ネタ、パクらせて頂きました

 
広くて薄い紐帯であるハッシー様のブログに、
夏目漱石草枕」の一節が書かれていました。
 
智に働けば角が立つ。
情に棹させば流される。
意地を通せば窮屈だ。
兎角に人の世は住みにくい。
 
非常に考え深い......
とかく人の集まりというものは ひとつの方向を
見出すにも智・情・意地が入り混じり、どんどん
物事が難しくなっていく。
それらをうまく調整し、落とし処?を見つけ出す
のが好ましいが、正論、邪論、感情論が飛び出す
なか、各個が何を見据え考えているかにより その
論法は異なるため、確たる正解というものがない
だけに複雑になりがち。
 
それを考え抜かれた結果とし、それで良いのか?と
問われれば、複雑=良いというわけではないだけに
(Betterではあるかもしれないが)、なんとも言え
ない気もする。
 
まぁ、だからといって、単純明快グルグルド〜ン!
では収拾がつかなくなるのは言うまでもないわけで、
それは今の色々なモノを見ていれば感じるわけで・・・
なんとも悩ましいのが人の集まりということか〜
 
個の事柄ならば、それはあくまでも個の問題という
範囲のなかで対応でき比較的に自由裁量があるわけ
だが、種の事柄、ひいては類の事柄になると、そうも
いかない。
更には、種のなかの個、類のなかの種となると、もう
(私なんぞは)思考停止に陥ってしまいそう(笑)
 
 
兎角に人の世は住みにくい。
だからこそ、試行錯誤を重ね進むのか。
だから、諦めて止まるのか。
 
大きなうねりの中において、私たちが考えているのは
ほんの小さな事柄かもしれないが、少なくても自分、
そして周囲においては前者でいることを忘れてはなら
ないなぁ〜(と、自分に言い聞かせる)
 
 
なんせかんせ、
大概にして種は類に、個は種に干渉されがちなもの。
だからこそ、智・情・意地、そのバランスをもって
色々な迷走をなんとかしなければならない。
それぞれが、それぞれの立場において......
 
 
個人的には、智 50:情 40:意地 10 のバランスが
いいなぁ〜(なんとなく)
 
うわごとでした......っと。