うわごと

全ては自分次第!不満は利己的な心から生まれる。 since2003.12.18.

道内の就業人口はこんなに減っているそうだ

 
【道内5年で16万人減 就業人口 公共事業の削減が影響】
 
道内の全産業の従業者数が、二○○一年から○六年までの五年間で
十六万八千八百人減ったことが二十五日、道の調査で分かった。
五年間での減少率は6.5%で、全国合計の減少率2.3%を
大きく上回った。
製造業の基盤が弱く、公共事業削減などによる離職者の就労の場が
限られる北海道特有の産業構造が背景にある。
 
                  −07/26 北海道新聞
 
 
農業と建設業によって経済が支えられている地域は多い。
もちろん北海道、そして空知も同様である。
二つの産業は「どちらも土いじり」という単純なことではなく、
雇用や地域の基盤創りなどにおいて密接に関連している。
つまり、地域にとっての両翼であると言えるだろう。
どちらか片方でも失速すると、地域のバランスは崩れていく。
つまり、農業、建設業の発展なしに地域経済発展は考えられない。
(と思う。)
 
「離職者の就労の場が限られる北海道特有の産業構造」
 
新しい産業を生み出そうという働きは大切であるが、そう簡単な
ことではない。
まず、足元がしっかりしていなければ、余計に困難である。
 
地域産業もそうなら、地域に生きる組織も同じである。
さんざん言い尽くされてきたことかもしれないが、「足元」とは
何なのかを改めて考えてみたい。