うわごと

全ては自分次第!不満は利己的な心から生まれる。 since2003.12.18.

地域の経済発展とは

 
地場型中小建設業の地域を担う役割は・・・
ということで、改めて考えてみた。
 
既にたくさんの議論がなされ、色々な意見も出ている
のだが、やはり、その地域における経済発展は基より
地域の安全・安心そして社会形成という目的の一端を
担うことが必要とされる。
 
経済発展と聞いて思い浮かぶのは、物資の生産・流通・
交換・分配とその消費・蓄積、或いは金銭的な発展。
三省堂提供「大辞林 第二版」より)
それらは知恵と知識から始まり、形を成すには人・金・
物が欠かせない。
 
二次産業としての生産、分配とその消費・蓄積などを
担う地場型建設業ではあるが、昨今では、ここが上手く
まわっていない。
故に、経済発展どころか縮小傾向に進んでいる。
  
目に見える(見えやすい)発展の姿としては三次産業、
例えば商業の活発化があるが、これらは生産と消費に
よって支えられるため、一次および二次産業が活発に
ならなければ厳しいようだ。
地域における一・二・三次産業、それぞれが適正な形
での繋がりを保てるサイクルがなければ、なかなか
厳しい、それが現状。
 
語弊があるかもしれないが、単に発展だけを考えるなら
企業誘致という方法もある。
しかし、これも一朝一夕でどうにかなるものではない。
あらゆるインフラの整備がされ、他と比較して優位性が
ある土地でなければ難しいかもしれない。
 
ハードを視点としたものは、大きな力(行政や財界とか)
が必要とされるが、もっと生活に密着した物資の生産・
流通・交換・分配とその消費・蓄積などは、やはり地場
中小が元気であることにより活性化する。
 
「森を見て木を見ず」ではないが、足元を見直してみる
ことこそが、魅力ある地域経済への発展に繋がる。
地域経済の基礎である産業循環サイクルが崩壊している
いま、その原因は何なのかを考えなければならない。
基礎の基礎は何なのかを考えなければならない。
(そして、それを支えているものは何か?など)
でなけれな、地域経済の発展など望めない。
 
と、我思う...w
 
 
(明日に続く)