完成検査。
公共工事では、完成した構造物の引渡しに伴い、受注業者が
きちんと施工したかを確認する発注者の検査が行われます。
これを「完成検査」(北海道では「検定」)といいます。
で、今日は朝から完成検査の立会いです。
河っぷちの現場は恐ろしく寒かった。。。
この検査結果が後日に通知される工事評定点数(施工現場の
評価)算出の一部となり、その評定点数が、昨今施行されて
いる総合評価落札方式(数種類の項目にて各企業を点数化し、
入札金額との兼合いで落札業者を決定する入札方法)での
企業基礎点数における加点項目の一部となります。
つまり、評価される側にとっては、今後の受注に多大なる
影響を及ぼすであろう重大な生命線のひとつなのです。
故に、評価する側にとっても その後ろにいる何人、何十人
という人間の生活に影響を及ぼす重大なものとなります。
夕方、完成検査が終わって当社現場代理人も一安心。
「これで検定の夢で明け方に目を覚まさなくて済む!」と
言っていました。
それだけ真剣に向き合っているということでしょう。
(いいですねぇw)
が、そんな安堵の胸をなでおろしているところに 水をさす
わたしの ひとこと。
「家に帰るまでが遠足です。」という言葉があるように、
「工事評定点数が通知されるまでが検定中ですよ・・・」
ひどい?( ̄∀ ̄;)
わはは、ひとまず ご苦労様でした!(笑)