うわごと

全ては自分次第!不満は利己的な心から生まれる。 since2003.12.18.

ガソリン税の暫定税率廃止・・・ちょっと待て!

 
かなり前から巷での話題になっていますが〜
今年3月一杯で道路特定財源暫定税率が廃止されると、それぞれの地方では
約9000億円の減収が見込まれるといいいます。
北海道に関しては578億円で他より最も減収額が大きくなり、空知においても
約47%減となるようです。(2005年度決算ベース)
 
ガソリンが25円ほど下がることにメリットを感じないと言えば嘘になりますが、
ここで「ちょっと待て!」です。
確かに、この原油高の影響で どの産業も苦しんでいます。
もちろん、我々も同じです。
しかし、普段 何の気なしに当たり前に使用している道路、そしてその環境
ですが、どうして誰もが(ある程度)不自由を感じることなく使用することが
出来るのでしょうか。
安全性や利便性に考慮して整備され、維持管理されているからです。
北海道など積雪地における除雪なども、この予算が使われているのです。
決して、天から降って来たものでも 地から沸いてきたものでもありません。
 
暫定税率廃止の影響は甚大なものがあり、各自治体における財政悪化をはじめ、
地域の動脈である生活幹線道路の安全性や利便性への不安、脆弱な産業基盤で
ある地方経済の不況、その産業構造であるが故に起こる企業倒産(農・工・商
全てに関わる)、更には国民(地域住民)個々の生活基盤が崩壊し、次世代に
繋げなければならない「豊で安全な暮らし」にも懸念が生じるのです。
 
目先のメリットのツケは、後々ボディーブローのごとくジワリジワリと効いて
くるのではないでしょうか。それも、何倍にも膨らんで。
今も苦しいが、これを乗り切らなければ もっと苦しくなるような気がします。
 
 
以前から各団体などにおいて暫定税率廃止問題についての動きがありましたが、
最近、近しい仲間が 只ならぬ危機を感じ新たに活動を始めました。
 

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請願書
 
ガソリンの暫定税率の維持をお願いします!
今、ガソリンがとっても高騰しています。
そんな中、ガソリン税などの暫定税率(これは道路の渋滞の緩和や道路環境の
改善のためにガソリン等に上乗せして課せられている税で、道路利用者が受益者
負担の原則のもとに支払っているものです。今まで道路整備に重要な役割を果た
してきました。)を、維持をするべきか、廃止すべきかが大きな問題になって
います。
 
私たちにとっては、税金が少なくなれば家計の上では大変助かりますので歓迎
したいところです。
しかし、ここでガソリン税が下がったら、私たちが待ち望んでいた道路整備は
どうなるのでしょうか?
急病の患者さんを一刻も早く運べる命の道、こどもたちが事故に遭わないですむ道、
トラックにすれ違うたびに怖い思いをしなくてもいい道、都会に新鮮でおいしい
水産物を傷まずに早く運べる道、遠くの町に安心して通える道、壊れそうな橋の
補強、災害に安全・安心な道・・・・・
 
私たちの住む地域には、まだまだ必要な道路が不足しています。それらの道路は、
こどもや孫たちの未来のために、地域の未来のために、何としても整備して頂か
なければ困る道路です。
だから、私たちはガソリンの暫定税率を維持することに我慢します。
生活は苦しいけれど、私たちは、こどもや孫たちの未来に悔いを残さないために、
ガソリン税を払って、大人の、親の責任を果たしたいと思います。
その代わり、私たちが待ち望む道路を一日も早く、計画通りにつくって下さい。
 
私たちの地域では、
・冬期間でも安心して通行できる道路の整備と、除排雪などの強化を要望します。
・地域の暮らしを支えにぎわいを作り出す、生活幹線道路の整備を要望します。
 
そのことを、ここに賛同頂いただいた多くの方々の署名と合わせて、切にお願い
申し上げます。
 
             
             必要な道路整備を進める女性の会
             (参加団体名):北のくらしと道をつくる女性の会

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毎度ながら、この行動力には感服いたします。(すばらしい!)
もちろん、私は協力いたします。
勇士が力を合わせて活動を広めることにより、ひとつの大きな波に繋がれば
いいなぁ〜 と思います。